糖尿病 インスリン

糖尿病とインスリンの関係は重要です。糖尿病患者が物凄い勢いで増加しています。糖尿病とインスリンの情報をまとめていきたいと思います。

【レポート】これからは甘い「糖」を食べて痩せる!? - 希少糖に秘められた驚異の力

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<◆… 【レポート】これからは甘い「糖」を食べて痩せる!? - 希少糖に秘められた驚異の力 …◆>

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●すごい機能を持った希少糖を含むシロップが12年6月より全国発売を開始
○自然界に少ない単糖をでんぷんから生成

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松谷化学工業は5月10日、天然系機能性甘味料「希少糖(レアシュガー)」の一種であり、ノンカロリーながら甘味が砂糖の7割程度である「D-プシコース」などの成分を含む異性化糖である希少糖含有シロップ「レアシュガースウィート(Rare Suger Sweet:RSS)」を2012年6月1日より全国の法人に向けて発売することを発表したが、同日、その発表に合わせて、希少糖の効能などの研究調査結果の説明会を実施した。

RSSはでんぷんから作られる異性化糖をさらに異性化した製品で、希少糖であるD-プシコースとD-アロースの2種類を約15%含有している。希少糖とは、自然界に微量しか存在しない希少な単糖およびその誘導体の総称と定義されており、現在、キシリトールをはじめとして自然界に50種類以上存在していることが確認されている。

これまでも同社は香川大学と共同研究を進めてきており、各種の学会にてその研究成果を発表してきた経緯もあるが、今回の説明会はこれまでのそれらの成果などをまとめたものとなっていた。

○抗肥満効果や動脈硬化の抑制効果を持つ希少糖「D-プシコース」

D-プシコースの確認された主な機能としては、「糖代謝」と「脂質代謝」の2つ、糖代謝では、食後の血糖値およびインスリンの上昇を抑制できることが確認されたほか、脂質代謝では抗肥満効果や動脈硬化抑制効果が確認された。また、最近ではD-プシコースを摂取することでランゲルハンス島のβ細胞を保護できるという研究成果も報告されている。

実際のヒトに対する長期試験の結果としては、1日合計15gを4週間/12週間摂取し続けた場合と非摂取の場合ではTNF-αおよびアディポネクチンの上昇が認められた。また、肥満の原因の1つと言われる異性化糖に5%濃度のD-プシコースを加えたもので、内臓脂肪の低減効果が確認されたという。

こうした研究からD-プシコースには上述した複数の機能が確認されたわけだが、体内でどういった作用が起きているかというと、おおざっぱに言うとD-プシコースを摂取すると、まずは小腸での糖の吸収抑制が働き、続いて肝臓での脂肪生成抑制が起き、これが内蔵の脂肪蓄積の防止へとつながるほか、HDL受容体が活性化し、HDL/LDL比の改善が促されることによって効果を得られるという。

○活性酸素の発生を抑制する希少糖「D-アロース」

一方のD-アロースだが、現在食品としての安全検査を受けているが、自社検査では問題ないものという結果を得ているという。また、得られる機能については同じ希少糖ながらD-プシコースと異なり、細胞の活性酸素の発生を抑制することが可能になることが確認されているという。

活性酸素は、さまざまなストレスを受けると細胞内のミトコンドリアなどが作用して発生する物質で、いろいろと生体に悪影響(例えばがんや梗塞、DNA異常など)が、生じることが知られている。これをD-アロースを摂取することで発生を抑制することができるようになる。実験では脳梗塞/心筋梗塞への抑制作用の研究として、中大脳動脈の60分間閉塞による大脳の壊死を、D-アロース(400mg/kg)を摂取させることで抑制できることが確認された。

また、詳しく調査した結果「収縮期血圧・拡張期血圧の上昇抑制」「臓器虚血障害保護作用」「細胞増殖抑制」の3つの機能があることが判明した。3番目の細胞増殖効果抑制だが、例えば骨粗鬆症という病気は破骨細胞と骨芽細胞が均衡を保つことで維持されていた骨の状態が、破骨細胞が有利になることで引き起こされる。破骨細胞にD-アロースを適用できれば、骨粗鬆症の予防も可能になる可能性があるという。

これらの結果で得られる内臓脂肪の低減と活性酵素の抑制により、寿命の延長が期待できるようになる。カロリーの高いものはたいていおいしいが、高カロリーを摂取し続けると、カロリーをコントロールしてきた場合に比べて見た目も劣化するほか、平均寿命にも差が生じることがサルを用いた長期間実施した研究成果により示されている。

●低カロリーのはずの異性化液糖がなぜ肥満を引き起こすのか
○低カロリーなのに肥満になる - その時、体内では何が起きているのか

食品レベルでこの問題を考えると、抗酸化物質や脂質代謝物質、糖代謝改善物質などがこれまでに登場してきたが、近年、遺伝子の転写活性を調節する物質によるアンチエイジング食品の可能性が言われるようになってきており、実際に線虫にD-プシコースとD-アロースを含んだ餌を与えて研究を行ったところ、含有の有無でD-プリコース含有の場合で20%、D-アロース含有の場合で26%の寿命延長が確認されたという。また、抗酸化酵素(SODとカタラーゼ)の発現量と酵素活性も上昇していることが確認されていることから、酸化ストレスに対する耐性が向上したのではないかという。

これらがRSSに含有されるが、RSSには糖としてブドウ糖と果糖も含まれてる。ブドウ糖も果糖も異性化糖であり、エネルギーになることが知られているが、研究により食欲に関係することがわかってきており(ブドウ糖は血糖値を上昇させるが、果糖は血糖値を上昇させない)、RSSではブドウ糖で適正なエネルギー代謝を図り、果糖で良質な甘味と、そして希少糖で体脂肪の最適化をはかることがコンセプトとなっている。

2002年に果糖が肥満を引き起こすという論文が発表されたほか、2004年には異性化糖の消費による糖尿病と肥満の増加に相関関係があるといった論文が発表された。これらの論文が意味するのは、ブドウ糖は解糖系に入ると、これ以上余分やエネルギーはいらないという指令が出るが、果糖で入るとその指令が止まり、結果として余剰したエネルギーが脂肪に回されるというもの。また2009年にはインスリンの分泌に関して、高甘味度甘味料(砂糖の数百~数千倍の甘味を有する物質)をほかのものと一緒に摂取すると、インスリンの過剰分泌が促されるとの報告が出されたほか、2010年には低エネルギー甘味はエネルギー摂取を増やすというという報告も出ている。

これは疲労した際にブドウ糖が減少し、甘いものが欲しくなるが、ここで高感度甘味料を摂取すると、低カロリーでインスリンの分泌も減るため、満足感を得られずにさらに食べてしまうということが要因のようで、これに対し、同社などの研究グループは食欲などを考えた組み合わせなどを考えていく必要が出てきたと考え、甘味料に求められる、甘さによる満足感を与えながら、カロリーや食欲をどうやって調節していくかを検討した結果、希少糖を用いることを思いつき、今回のシロップ開発を行ったという。

○RSSの12日間摂取で体重/BMI/体脂肪率のすべてが減少

動物知見の結果、でんぷんを食べさせたときの内臓脂肪と、それを異性化糖に置き換えたときの内臓脂肪は増加傾向が見られたが、さらに希少糖を加えると、内臓脂肪の低減が見られたという。このことは例えばファーストフードとして異性化糖が入ったハンバーガーやドリンクを飲むと肥満は進むが、そこに希少糖を入れることで肥満を抑制することが示されたものであった。

そこで、さらに人体に対する試験を実施。普通体重~肥満度1の健常成人34名(男女各17名、平均年齢42.0歳、平均体重70.5kg、平均BMI25.8kg/m2、平均体脂肪率28.2%)を対象に1日1本のRSS(30g)を朝食後と、同等カロリーの試験食品を12日間摂取してもらった結果を比較したところ、摂取した方は体重が平均1.8kg、BMIが0.7kg/m2、体脂肪率が1.7%それぞれ減少したことが確認された。また、レプチンが有意に増加したほか、レチノール結合たんぱく質が有意に減少したという。ちなみにこの試験は第3者機関の試験による結果で、ヒトに対して行った第3者試験はほぼ特保に準じる基準で実施されたという。

この時、何が起きているのか。研究グループは、この抗肥満作用のメカニズムについて、一般的なHFCS(High-Fructose Corn Syrup:異性化液糖)を摂取すると、果糖により食欲が増し、燃焼しきれない炭水化物が脂肪へと合成されるが、そこに希少糖が加わることで、脂肪の合成が抑制されるようになり、炭水化物が燃料に回されやすくなるというものを推定している。

○米国への進出もすでに開始 - 産官学連携の成功例を目指す

すでにRSSの安全性確認はほぼ終わっており、6月よりこれまでの(同社本社がある)香川県のみでの販売から、全国展開へと拡大される。また、香川県に量産工場の建設も進めており、2013年の春には月1000tの生産能力での稼働を予定するほか、D-プシコースそのもののビジネス化も進めており、すでに特保の申請済みとのことで、2~3年後には審議を終え、販売できる見込みだという。

なお、今後については香川大学などと従来以上の連携を進め、D-プシコースやD-アロースに続く希少糖の開発を進めるほか、植物に用いると病害虫に対する防御作用が増強されたり、発芽の制御や成長抑制が可能になるなど面白い成果も出てきており、そうした応用展開も進めていくとする。また、肥満大国と言われる米国でのビジネス化も推し進めており、すでに米国食品医薬品局(FDA)の承認取得に向けた行動を開始しているとのことで、「香川から日本へ、日本から世界へと希少糖の推進によりマーケットを確立し、うまくいかないといわれる産官学連携をなんとか成功させたい」と意気込みを語っている。

(小林行雄)

[マイナビニュース]


(この記事はテクノロジー総合(マイナビニュース)から引用させて頂きました)

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現在300万人超の認知症患者 30年後には1000万人との推計

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<◆… 現在300万人超の認知症患者 30年後には1000万人との推計 …◆>

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 白澤卓二氏は1958年生まれ。順天堂大学大学院医学研究科・加齢制御医学講座教授。アンチエイジングの第一人者として著書やテレビ出演も多い白澤氏が、糖尿病とボケの関係について解説する。

 * * *
 糖尿病がアルツハイマー病の危険因子の一つであることは、以前にも紹介した。それでは、糖尿病を発症する前の糖尿病予備軍の人も、やはりボケやすいのだろうか? 九州大学の環境医学分野の清原裕教授は福岡県久山町に住む60歳以上の認知症のない高齢者1022人を対象に15年にわたる追跡調査を実施した。

 追跡調査中に232人が認知症を発症した。糖尿病の診断には「75g経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)」と呼ばれる方法を実施。空腹時に血糖値が正常でも、75gのブドウ糖を飲んで2時間後の血糖値が高いと、「耐糖能異常がある」として糖尿病予備軍と診断される。

 久山町研究では、耐糖能異常を示した高齢者は正常高齢者に比べてアルツハイマー病の発症危険率が60%、糖尿病患者を含めると73%も上昇していることが分かった。

 さらに病理解剖された135症例を詳細に解析した結果、経口ブドウ糖負荷試験での2時間値や空腹時の血中インスリン値が高いほど、アルツハイマー病で観察される「老人斑」という「脳のシミ」の数が多かったのである。清原教授は、「食後の高血糖が神経細胞で酸化ストレスを発生させ、老人斑の形成を促進している」可能性を指摘している。

 また、糖尿病発症前の高インスリン血症の人でも老人斑の形成促進が確認されたことから、「神経細胞の糖代謝異常そのものが老人斑を蓄積しやすくしている」ともいえるという。

 久山町研究では、2005年の時点で既に65歳以上の高齢者の8人に1人が認知症であるが、厚生労働省の推計によると全国で認知症患者は既に300万人を超えている。糖尿病の増加に伴い認知症患者も30年後には800万~1000万人になると推計されている。超高齢化社会を迎える日本において、ボケ防止はまさに喫緊の課題といえるだろう。

※週刊ポスト2012年5月18日号


(この記事は社会(NEWS ポストセブン)から引用させて頂きました)

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糖尿病、夢の新薬に道筋 「アディポネクチン」研究加速

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<◆… 糖尿病、夢の新薬に道筋 「アディポネクチン」研究加速 …◆>

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 メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)が要因で起きる重大疾患の一つに糖尿病がある。食事制限しながらの投薬というつらい治療が待ち受けるが、食事制限の負担減が期待できる夢のような飲み薬の研究が加速している。脂肪細胞から分泌されるホルモン「アディポネクチン」がその鍵を握っており、今夏には世界初の「アディポネクチン国際シンポジウム」が、研究をリードする日本で開かれる。(山本雅人)

 ◆2型の治療に期待

 シンポの開催代表を務めるのは東京大学大学院の門脇孝教授だ。東大付属病院の院長を兼任し、研究者としても世界的な発見を次々に行い、平成22年には紫綬褒章を受章。メタボリックシンドローム撲滅委員会の委員も務める。

 アディポネクチンをめぐっては、糖尿病を抑制する働きがあることが明らかにされる中で、門脇教授はアディポネクチンの受容体(鍵穴のようなもの)を世界で初めて発見し、特に2型糖尿病の根本治療につながると期待されている。

 内臓脂肪などにある脂肪細胞からのアディポネクチン分泌がメタボや肥満によって減ると、血糖値を下げるインスリンの働きが低下し糖尿病などを引き起こすことが、この10年の研究で分かった。アディポネクチンの分泌を増やしインスリン作用を上げる薬としては現在、「ピオグリタゾン」などの薬がある。しかし、「心臓の悪い人に投与すると悪影響が出ることがあり、全ての人に使えない」(門脇教授)弱点がある。

 糖尿病分野では、インクレチン関連薬なども新たに登場し、その中の一つの飲み薬は200万人が服用しているとされる。だが、インクレチン関連薬を使用しても血糖値を良好な数値にコントロールできる人は半数に満たないという。

 門脇教授は「食生活が欧米化し高カロリーのものが氾濫する中、食事制限を継続するのは難しい」。

 ◆長寿にも有効?

 そこで自ら発見したアディポネクチン受容体にはまる「鍵」を分子レベルで作り出せば受容体だけに直接作用し、アディポネクチンの分泌を正常に戻すことが期待できる。門脇教授のグループはこの理論に基づき、食事制限の負担や副作用が少ない糖尿病の新薬を目指し、臨床研究を視野に最先端の研究を進めている。

 アディポネクチンの効果には、悪玉コレステロールを吸収して肥大したマクロファージを弱体化させ、動脈硬化を抑える働きが判明している。研究段階ではアルツハイマー病やがんの抑制への効果なども期待。さらに、門脇教授はアディポネクチンが長寿に関係する「サーチュイン遺伝子」を活性化することも突き止め、英科学誌『ネイチャー』に掲載された。

 こうした最新研究は、8月4日から北海道苫小牧市で開かれる「アディポネクチン国際シンポジウム」(藤原科学財団主催)で発表される。

 シンポでは、アディポネクチンの発見者である松澤佑次・住友病院長やテキサス大のフィリップ・シェラー教授らも講演する予定だ。

 ■阪大研究グループが端緒 日本が研究リード

 アディポネクチンは、松澤・住友病院長(大阪大名誉教授、メタボ撲滅委員長)ら大阪大研究グループ(当時)が平成6年、ヒトの脂肪細胞から分泌される物質として世界で初めて見つけた。

 血液中に大量に存在し、内臓脂肪が蓄積すると減少するという医学の常識にはない物質だったが、糖尿病や動脈硬化との関連が明らかになる。炎症を消し、動脈硬化を抑制する善玉ホルモンであることが分かり、生活習慣病などさまざまな病気のマーカーや改善に役立てる研究が進んでいる。

 松澤院長は「アディポネクチンは世界中で論文が発表され、普遍的な物質になっている。その国際シンポの第1回が日本で開かれることは、日本がこの分野でトップを走っていることを示すものだ」と話す。


(この記事は社会(産経新聞)から引用させて頂きました)

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